年齢のこと
私は俗に言うアラサー世代です。
友人と話していると
「もうおばさんだよ」
「最近疲れやすい」
「歳取りたくない」
なんて話題もしばしば。
(みんな本音で言ってるのかは分からないが)
私自身は、今のところ歳を重ねることにあまり抵抗はない。
とはいえ、20代前半からの変化は感じている。
あんなに予定を詰めまくり遊び倒していたのが嘘のように、無茶をしなくなった。
習い事をしたり、家事をいつもより丁寧にしたり、お昼寝したり、美味しいパン屋さんで朝ごはんを買ったり、、
なんてことない、一人の時間を楽しめるようになった。
友達関係も変わった。
今でも連絡も取り合うし会うのは、本当に大切な人たちに自然と絞られていったように思う。それが前述の予定を詰めこまなくなったことにも付随しているのかも。
あとは、自分のことを前よりも分かるようになり、コントロールがうまくなった。
自分の肌に合う化粧品、太りやすい食生活、似合う髪型、なんかも分かるようになってきて、それがとても楽しい。
何よりも、周りに素敵な大人の見本がたくさんいるのだ。
子どもがいる人も、仕事をがんばっている人も、趣味を充実させている人も、日々を丁寧に暮らしている人も、
自分のペースで楽しんでいる人をみると、いいなぁーと思う。
そしてその人たちはけっして自ら「もうおばさんだよー」などと変に卑下しない。
そっちの方がずっといい。
若ぶるわけではなく、その時その時を楽しめる大人でありたい。
そんなことを考える年末でした。
Horizon / Alfred Beach Sandal + STUTS
Alfred Beach SandalはCDジャケットがまず良い。
目を惹く色彩だけれど、中間色というか、落ち着いた色合いで、デザインもすっきりとしている。
そして、彼の音楽もそれと近しい。
斬新な音に心を掴まれ、はっと聴きたくなるのだけれど、決して派手ではない。
(↑ちなみに、、honeymoonのジャケットもかなり好き)
本作はAlfred Beach SandalとSTUTSがタッグを組んだミニアルバムで、6曲が収録されている。
中でもHorizonはこの夏ヘビロテした一曲。
蒸し暑い夏、海沿いの国道を、速すぎず遅すぎないスピードで、窓を開けて車で走る。
イントロを聴くと、まずそんな風景が、セピアがかった映像で思い浮かぶ。
どこか懐かしい感覚。
「流れ出す メロウに
胸が苦しくなると こらえきれず
眩しい夏の渦に飛び込んで」
蒸し暑さの中、何をするでもなく車を走らせる。夏のワクワク感というより、少し気だるい、だけど退屈ではない。
どこか色気すら感じる。
日が傾きかけた時間帯。少しまどろんだ水面の反射を横目に、走り続ける。
「I'm lost in love 目もくらむほど」
もう冬ですが、おすすめです。
はじめまして
はじめまして。
この度、初めてブログというものを始めてみました。
今は昔、学生時代。
行事のたびに作文や感想文を書き、
受験のために何枚も小論文を書き、
試験のたびにレポートを書き、、
あの頃は義務感を感じて億劫になってしまい、半ばやっつけにこなしていたけれど、文章を書く、という行為が嫌いではなかった。
テーマについて連想すること、そこから感じることを洗い出し、順序つける。
どんな表現がぴったりくるかな、この言い回しだとしっくりくるな、この文章はこっちにつなげた方が分かりやすいな、、
そんな風に考えることが、大人になった今、とても少なくなった。
仕事で文章を書くことはあるけれど、あくまで業務的な内容であり、自分の好きなことや普段感じたことを言葉にする、ということは格段に減った。
物事を深く考える事はあっても表現しなければ、だんだん頭が空っぽになっていくような気がして。
学生時代に培った文章力や考える力が失われていくようで、すごく勿体無い。
一方で、今でも文章を読むのはとても好き。この人の紡ぐ言葉は素敵だな、熱意が伝わってくるな、なんてセンスのある言い回しなんだろう、と感じながら読むのが楽しい。
そういうわけで、沢山の文章を書いていたあの頃の自分のように、思いを言葉にしてみたいな、と。
ブログを始めてみよう。
と思った次第です。
これといったテーマは決めていませんが、
日々感じた事や読んだ本、聴いた音楽の感想、もろもろもろ、徒然に記していけたらと思います。
初心者につき、失礼も多々あるかと存じますが、
どうぞよろしくお願いします^ ^
ぱきら